個別療育(教材) 「足し算漢字」
- 2019.05.28 教材紹介
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今回は、個別療育でよく使っている、漢字の学習に関する教材を紹介します!!
漢字の学習に関しては、お悩み事として多くお話をいただいており、「単純に読み書きが出来ない」といったことから、「漢字を書いているけど似ているものと混ざっている」「部分的に間違っている」といった色々な困りごとを耳にしています。
そこで紹介するのが、「足し算漢字」です!!
足し算というと算数とイメージする方もいると思いますが、しっかりと漢字のお勉強です。使用しているプリントはこういったものです。当てはまるものを見つけて答えを一番右に書いていきます。この足し算で何の漢字が出来上がるか分かるでしょうか??(答えは一番最後に書いてあります)
1つの漢字を部分ごとに分けて、足し算のように合わせて覚えて行く課題になります。この課題の一番の特徴は、「漢字の勉強っぽくない」ところです。今まで漢字の書きが苦手なお子様に何度かこのプリントを解いてもらいましたが、単純に回数をこなす課題ではないため、すんなりと始めてくれております。
この課題を行うことにより、①楽しんで漢字の学習を行うことが出来る②漢字の部分に注目することが出来るようになる」といったメリットがあります。特に2つ目の部分への注目は、漢字の間違いに多い「大体あっているけど、一部分が違う漢字になっている」「横棒の数が多い」等の困りごとを解消することに役に立ちます。
漢字の勉強の仕方としては、「声に出しながら何度も書く」ということが一般的ですが、それだけでは覚えることが難しいお子様もいらっしゃいます。自分に合った勉強方法が分かると言うことはお子様にとってとても大切な経験になります。
もしお子様に使ってみたい!というご希望がございましたら、是非担当のスタッフまでお申し付けください!!
ちなみに答えは、左側のプリントの一番上から「台・顔・妹・姉」、右側のプリントの一番上から「東・北・西・南」でした!!